遺品整理のブログ
■遺品整理で家具を処分する方法
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遺品整理をしているときに、故人が使っていた家具は処分に困るもののひとつです。
もう使用しない家具を処分する方法は、大きく分けて以下の5つあります。
・総合リサイクルショップにて買取を行ってもらう
・自治体で引き取り処分をしてもらう
・ネットオークションやフリマアプリを使う
・不用品回収業者に依頼する
・遺品整理専用業者に依頼する
それぞれメリット、デメリットがありますので、自分に会った処分方法を選ぶようにしましょう。
総合リサイクルショップは、家具を持ち込んで買取をしてもらうことが出来ます。
大型の家具の場合、処分するだけでお金がかかりますが、もし買取をしてもらえればいくらか金額がプラスになります。
少しでもお金に変えたいという場合は、利用するのも検討してみましょう。
家具を買取してもらう場合、汚れていると査定で値段が下げられてしまうので、ホコリをしっかり落としたり、ねじの部分の錆をあらかじめ取り除いたりしておくと、高額買取につながることがあります。
特に、ブランド家具・デザイナー家具などは高額買取につながることがあります。
しかし、自分で作ったものや、特注品、汚れが酷いもの等は買取してもらうことが出来ないことが多いので、実際に持ち込んだ後にそのまま持ち帰るというケースもあるので注意が必要です。
メリット:買取をしてもらえたら金額がプラスになることがある
デメリット:自力で持ち込みが必要、買取してもらえないケースもある
自治体では、粗大ゴミの収集を行っています。
大型の家具であっても回収・処分をしてくれるので、運ぶのが大変な大型家具などの処分も比較的楽に行えます。
また、処分費用も業者に依頼するよりも安価なことが多いです。
自治体によって値段は変わりますが、小型のテーブルや椅子で500円前後、大型のタンスや棚も1500~2000円程度で処分してもらうことが可能です。
まず、市役所や区役所に電話をして、引き取りして欲しい家具のサイズ・日にちを予約します。
予約した後、コンビニや自治体で粗大ゴミの回収券を購入して、家具に貼るだけです。
家から外に持ち運ぶだけなので、比較的労力も少なくて済みます。
メリット:比較的安価に処分出来る
デメリット:家からゴミ回収場所まで家具を運ばなければいけない
ネットオークションやフリマアプリで簡単に家具を売ることが出来ます。
通常、オークションで落札されても送料がかかってしまい損になりがちなのですが、家具家電専用のフリマアプリも存在し、近くまで手渡しするというサービスも始まっています。
自力で家から運ぶのが大変であれば、そういったアプリで直接引き取りを行ってくれる人に依頼することで、処分費用をなくすことも可能です。
しかし、住所や電話番号などを教えなければいけない場合もあるので、注意が必要です。
メリット:直接やり取りすれば処分費用を0にすることも出来る
デメリット:個人情報を教えなければいけないので危険性もある
家の中にある不用品を回収して処分してくれる業者があります。
業者に依頼すれば、家の外への持ち運び、分別なども業者が行ってくれるので、手間がなく処分することが出来ます。
遺品整理で出てきた大きくて運べない家具であったとしても、業者に依頼することでスムーズに遺品整理を行うことが出来ます。
また、家具だけでなくそれ以外のゴミの処分もしてもらえるので、自力で遺品整理をしている人はゴミや不要な家具をまとめて回収してもらうのもよいかもしれません。
業者に依頼するので、金銭的な支払いは自治体で処分するよりは多くなりがちです。
不用品回収業者によってはトラックに詰め放題というような格安プランもあるので、まずは電話で問い合わせをしてみるとよいでしょう。
メリット:大型家具の運び出しは業者がやってくれる、ゴミの処分までしてくれる、清掃サービスがついているところもある
デメリット:片付けの料金がかかる
遺品整理で出てきた家具を処分する場合、遺品整理業者に依頼することも可能です。
遺品整理専用業者は、その名の通り遺品整理に特化した業者です。
不用品回収業者とやることは同じなことが多いですが、不用品回収業者は大型の家具を見て「粗大ゴミ」として扱います。
ですが、遺品整理専用業者は遺品整理に特化しているので、「遺品」として扱ってくれることも可能です。
遺品整理で困っていることの相談も出来ますし、適切なアドバイスもしてくれます。
遺品整理で業者を依頼するのであれば、遺品整理業者に家具の処分も含めてまとめて依頼することが可能です。
家具だけでなく、骨董品、ブランド品などの改修・買取も行っている業者もありますので、処分に困ったものはまるごと依頼することが出来ます。
メリット:遺品を大切にしてくれる、遺品整理の相談にも乗ってくれる、家具以外にも処分しにくい骨董品などの回収・買取もしてくれる
デメリット:遺品整理の料金がかかる
遺品整理で出てきた家具は、自力で運んで処分が難しいことがあります。
また、家具は転倒防止のために質量を大きくして作られていることが多いので、無理して自力で運ぶと怪我をする恐れがあります。
故人の大切な家具で怪我をしないように、大きい家具については業者に依頼することも検討してみましょう。
遺品整理業者であれば、それ以外のゴミの処分も行ってくれますし、故人が大切にしていたものを丁寧に扱ってくれるので、遺品整理がスムーズに進みます。
遺品整理の方法としては、
・総合リサイクルショップ
・自治体で引き取り処分
・ネットオークションやフリマアプリ
・不用品回収業者
・遺品整理専用業者
の5つがあるので、自分にあった遺品整理方法を選ぶようにしてください。
遺品整理以外にもやることがたくさんあるので、業者に依頼して自力でやることを減らしてみてはいかがでしょうか。