遺品整理のブログ
■遺品整理の際に出てきた衣類の処分方法とかかる料金を解説
遺品整理の際、大量に出てくることが多いのが「衣類」です。
若い世代と比べて、高齢者は物を大切にとっておく傾向があるため、長年使っていなかった衣類も大量にしまわれていることが多いのです。
そのため、大量の衣類をどう処分していいのか分からず、困っている方もいるかもしれません。
そこで今回はそんな方のために、遺品整理の際に出てきた衣類の処分方法と、処分にかかる料金について説明していきましょう。
Contents
衣類の処分方法は、大きく分けて以下4つです。
ここでは、これらの衣類の処分方法について説明していきましょう。
遺品整理の際に出てきた衣類を処分するのに、一番簡単な方法がごみに出すことです。
多くの自治体では衣類を「可燃ごみ」として出せますが、場所によってルールが違うので注意しましょう。
自治体によっては、衣類を「古布」として出すところもあります。
また衣類についているボタンは、外して「不燃ごみ」として出すところもあるのです。
衣類をごみに出す際は、遺品整理をする住宅の自治体のホームページで処分方法を確認しておきましょう。
遺品整理の際に出てきた、まだ着られる衣類は売ることもできます。
リサイクルショップに売ることもできますが、店舗まで持参するという手間がかかります。
そこでおすすめなのが、宅配買取サービスです。
宅配買取サービスでは、以下の手順で衣類を買い取ってもらえます。
衣類を発送する際は、自宅に配送員が集荷に来てくれるサービスもあります。
そうしたところに申し込めば、発送のために衣類を外に持ち出す必要もありません。
ただし宅配買取サービスでは、全ての衣類を買い取ってもらえるわけではありません。
汚れている服などは引き取ってもらえませんし、そうでない衣類でも買取金額が0円になることもあります。
また多くの宅配買取サービスには、以下のデメリットもあります。
査定の結果、買取額に納得できなかった場合、衣類は返送されます。
多くの宅配買取サービスでは、返送の際にかかる送料は自己負担しなければなりません。
また、個別返品ができないサービスも多くなっています。
個別返品できないサービスでは、送った衣類のなかの一部を返送してもらうことはできず、返送してもらう場合は、送った全ての衣類が返送されてきます。
さらに多くの宅配買取サービスでは、もらえるダンボール箱の数に制限があり、それ以上の衣類は一度に送ることができません。
そのため宅配買取サービスは、大量の衣類をまとめて送るのには不向きだと言えます。
遺品整理の際に出てきた衣類は、衣類のリユース・リサイクルをしている非営利法人に寄付することもできます。
こうした非営利法人に引き取られた衣類は、リユースやリサイクルに使われます。
非営利法人に衣類を送る手順は、先ほど紹介した宅配買取サービスと変わりません。
違うのは、衣類の買取金額の行き先です。
宅配買取サービスでは買取金額が衣類を送った人に支払われますが、非営利法人では主に途上国を対象としたプロジェクトの支援金として寄付される仕組みとなっています。
こうしたプロジェクトに協力したいという人は、衣類を寄付するといいでしょう。
ただし宅配買取サービス同様、非営利法人でも全ての衣類を引き取ってもらえるわけではありません。
汚れた服などはもちろん、法人によっては古い衣類も引き取ってもらえません。
また一度に送れる量に制限があるのも、宅配買取サービスと同様です。
ここまで説明してきたように、衣類を売ったり寄付するやり方には、全ての衣類を一度に引き取ってもらえないというデメリットがあります。
そのため遺品整理の際に、大量の衣類を処分する必要がある場合は、こうしたやり方は不向きだと言えるでしょう。
大量の衣類を一度に処分したいという人は、遺品整理業者に依頼するのがおすすめです。
遺品整理業者に依頼すれば、どんなに汚れた衣類でも回収してもらえます。
回収は業者のスタッフが家まで来てしてくれるので、買取や寄付の時のように、衣類を梱包する必要もありません。
また物によっては、業者に買い取ってもらうことも可能です。
その場合、回収料金から買取金額が差し引かれます。
遺品整理業者では衣類だけでなく、家具や家電など、不用品は全て引き取ってもらえるため、他にも回収してもらいたい物があるという人にもおすすめです。
衣類をごみに出したり、買い取ってもらったり、寄付する場合と違い、遺品整理業者に依頼する場合、回収料金がかかります。
遺品整理の回収料金は、業者や回収する物の量によって異なります。
一例として、我々、遺品整理の七福神での回収料金をご紹介します。
間取り |
人員数 |
料金 |
1R/K |
2名 |
3万円~ |
1DK |
3名 |
5万円~ |
1LDK |
3名 |
8万円~ |
2DK |
4名 |
11万円~ |
2LDK |
4名 |
14万円~ |
3DK |
5名 |
17万円~ |
3LDK |
5名 |
19万円~ |
4DK |
6名 |
22万円~ |
4LDK |
6名 |
24万円~ |
これらは、あくまで家の中の不用品全てを回収した場合の料金です。
回収してもらう衣類が何着くらいあるのか分かっているなら、無料で大体の見積りを出すことも可能です。
気になるという方は、ホームページから我々など遺品整理業者に相談してみてください。
遺品整理の際に出てきた衣類の処分方法は、大きく分けて以下の4つです。
捨てる場合はお金もかかりませんし、確実に全ての衣類を処分できますが、捨てる手間がかかります。
売る場合はお金がもらえますが、全ての衣類を買い取ってもらえるわけではないうえ、場合によっては返送料を負担しなければなりません。
寄付する場合も、全ての衣類を引き取ってもらえるわけではありません。
回収してもらう場合は、全ての衣類を手間なく処分できますが、お金がかかります。
このようにどの処分方法にもメリットとデメリットがあるので、衣類の量や汚れ具合などを考えて、状況に合った方法で処分するといいでしょう。
回収してもらう場合、料金は業者や衣類の量によって異なります。
大体の金額を知りたいという方は、複数の遺品整理業者に問い合わせてみるといいでしょう。